この記事では、『バニーガーデン』をプレイする上で必要なスペックを解説し、快適なゲームプレイのために求められるゲーミングPCの選び方とおすすめモデルをご紹介します。ゲーミングPCの機種が多すぎて選べない、他のゲームの推奨スペックも知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
バニーガーデンのPC版とSwitch版の違い
『バニーガーデン』のゲーム本編には両機種で内容の違いはありませんが、対応ハードの性能差や今後追加されるMODの有無により、グラフィックの品質に大きな開きが出ることでしょう。
SwitchではゲーミングPC並みの高解像度・高画質での描写は難しく、PC版の専売特許とも言えるMODの普及も今後期待されます。見た目やMOD導入を重視する方にはPC版がおすすめです。
『バニーガーデン』におすすめのゲーミングPC一覧
美麗なグラフィックを堪能しながら『バニーガーデン』を楽しむなら、ゲーミングPCが最適です。人気BTOショップのマウスコンピューターが販売する、用途に合わせた推奨モデルをピックアップしました！
【安価】推奨スペックを満たした安定モデル
NEXTGEAR JG-A5G60
・CPU：Ryzen 5 4500
・GPU：RTX 4060
・メモリ：16GB
・SSD：1TB NVMe
【メリット】
✓低価格ながら安定性が高い
✓高解像度でもカクつきにくい（標準設定で60fps程度のプレイが可能）
✓幅広いPCゲームを問題なくプレイ可能
【デメリット】
✗4K環境（100fpsを超え）には非力
予算を抑えつつ『バニーガーデン』を最高画質でプレイしたい方向けの安価モデル。高解像度設定でも60fps維持が可能で、推しキャラの姿を鮮明かつスムーズな映像で楽しめます。
最新パーツ構成により他のPCゲームも難なくプレイでき、コストパフォーマンスに優れているのが魅力です。
【最高設定】MOD導入でも快適なハイスタンダードモデル
NEXTGEAR JG-A7G6T
・CPU：Ryzen 7 5700X
・GPU：RTX 4060 Ti
・メモリ：16GB
・SSD：1TB Gen4
【メリット】
✓最高画質+60fpsで安定動作
✓MOD導入時も軽快に動く
✓性能と価格のバランスが秀逸
【デメリット】
✗4K再生（144Hz以上）には対応モニターが必須
『バニーガーデン』のグラフィックを極限まで追求したい、MODを多用してもサクサク動いて欲しいという方にピッタリのミドルスペックモデル。
フルHD/WQHD解像度の最高設定でも60fpsキープが可能で、見た目カスタマイズの要となるMODの導入にも余裕があります。eスポーツタイトルなど他の負荷の高いPCゲームもストレスなく動作します。
【ハイエンド】4Kで常用できる高性能モデル
NEXTGEAR JG-A7G7A
・CPU：Ryzen 7 7700
・GPU：RTX 4070 Ti SUPER
・メモリ：16GB
・SSD：1TB Gen4
【メリット】
✓ほとんどのPCゲームが4K60fpsでプレイ可能
✓高画質設定でも120fpsで安定したプレイが可能
✓メモリ増設で最高スペックを発揮
【デメリット】
✗144Hz対応の4Kモニター必須
『バニーガーデン』を4K最高画質環境で思う存分楽しみたい方向けのハイエンドモデル。あらゆるPCゲームを4K解像度で60fps維持しつつ、美麗グラフィックを堪能できます。
メモリを32GB以上に増設すれば配信時の負荷にも難なく耐え、ゲーム実況を本格的に始めたいストリーマーの方にもおすすめの1台です。
【ノートPC】いつでもどこでもゲームを楽しめるモデル
NEXTGEAR J6-A5G60GN-A
・CPU：Ryzen 5 7535HS
・GPU：RTX 4060
・メモリ：16GB
・SSD：500GB Gen4
・ディスプレイ：165Hz対応
【メリット】
✓ノートPCとしては高水準のスペック
✓165Hzディスプレイ搭載
✓高解像度でもスムーズな描写（標準設定で60fpsのゲームプレイが可能）
【デメリット】
✗標準のSSD容量が500GBと少ない
ノートPCで『バニーガーデン』を不自由なく遊びたい方向けの高性能ゲーミングノート。高解像度設定でも60fpsの滑らかな映像が楽しめ、美麗グラフィックのゲームにも適しています。
大容量のゲームを多数インストールする場合はSSDの増設が必要ですが、外付けドライブを用意すれば容易に拡張できるでしょう。
BTOショップ別の特徴比較
ゲーミングPCの購入先として人気の高いBTOショップですが、各社ごとに個性があります。性能面での違いは小さいので、デザインやコラボモデルの種類、付帯サービスなどで選ぶのがおすすめです。
ここでは大手の「ドスパラ」「マウスコンピューター」「パソコン工房」3社の特徴を簡単に紹介します。
ドスパラ [GALLERIA]
eスポーツ大会の機材提供なども手掛ける「ドスパラ」のゲーミングPCブランド。初心者からプロまで幅広いユーザーから支持されています。
最大の特徴は納期の速さで、在庫状況によりますが多くの製品が最短翌日出荷に対応。VTuberやストリーマーとのコラボモデルも定期的にリリースされ、専用グッズなどの特典が付くのも魅力的です。
マウスコンピューター [G-Tune]
プロeスポーツ選手に採用実績が多数あり、競技シーンでの信頼性が高いゲーミングPCブランドです。
他社と比べて電源容量に余裕があり、パーツの増設や構成変更がしやすいのが特徴。製造工程を全て国内で行っているので品質面でも安心です。
パソコン工房【LEVEL∞】
人気ストリーマーやVTuber、声優、プロチームなど、多彩なコラボレーションモデルを展開するゲーミングPCブランド。
ゲームタイトル推奨モデルのラインナップも豊富で、推しの芸能人やキャラクターとコラボしたPCが欲しい方におすすめ。パーツ構成の細かい違いを選べるモデルも多いので、拘りのある方も満足できるでしょう。
『Bunny Garden』公式の推奨スペックと動作環境
ここからは、開発元が示す『バニーガーデン』の推奨スペックをベースに、実際にゲームを快適にプレイできる目安について解説していきます。
公式の最低スペック要件
・64bit版 Windows 10
・CPU：Intel Core i5シリーズまたはAMD同等品
・GPU：NVIDIA GTX 660 / AMD Radeon HD 7950
・メモリ：4GB
・ストレージ：2GB以上の空き容量
必要最低限の構成は上記の通りですが、正直なところこのスペックでは『バニーガーデン』が正常に動作するかどうか怪しいところ。ギリギリ起動できたとしても、プレイに耐えうるレベルではないでしょう。
公式推奨スペック
・64bit版 Windows 10
・CPU：Intel Core i5-9400以上
・GPU：NVIDIA GeForce GTX 1080Ti以上
・メモリ：16GB
・ストレージ：2GB以上の空き容量
公式推奨スペックのマシンであれば、フルHD解像度なら高画質設定でも60fpsを狙えるでしょう。ただし、今後のアップデートで要求スペックが引き上げられる可能性もあります。
高解像度プレイやMOD導入を考えている方は、さらに上のスペックを用意するのが無難です。
理想的な快適プレイ環境
・OS：64bit版 Windows 10以降
・CPU：Core i5 第13世代 / Ryzen 7 5700X以上
・GPU：RTX 4060Ti（フルHD/WQHD）/ RTX 4070Super（4K）
・メモリ：16GB以上
・ストレージ：SSD 10GB以上の空き（HDD非推奨）
この構成では、ハイエンドの設定でも快適にプレイできるはずです。『バニーガーデン』はキャラクターの見た目が命と言っても過言ではないゲームなので、推奨スペックよりも余裕を持ったゲーミングPCの購入をおすすめします。
先ほど紹介した「NEXTGEAR JG-A7G6T」クラスのマシンなら、MOD導入時でも高画質で安定した動作が見込めるでしょう。
グラフィックカードなしでプレイ可能？
グラフィックカードを搭載していないPCで『バニーガーデン』をプレイすることはできません。本作は「GTX 1080Ti」クラスのGPUを推奨とするほどグラフィック負荷が高いタイトルです。
最低でも「GTX 900番台」以上のビデオカードが必要になるため、オンボードグラフィックスでの動作は見込めないでしょう。一般的なノートPCやオフィス用途のデスクトップPCでは、残念ながらプレイ不可能と言わざるを得ません。
ゲーミングPCでバニーガーデンを遊ぶメリット
PC版『バニーガーデン』をプレイする上で、ゲーミングPCを使うことのアドバンテージは次の3点が挙げられます。
- ハイスペックによる美麗かつ滑らかなグラフィック
- 高画質配信への対応
- MOD導入時の安定動作
ハイスペックによる美麗かつ滑らかなグラフィック
ゲーミングPCはNintendo Switchと比べてグラフィック性能が圧倒的に高いので、4K解像度といった精細な映像でゲームが楽しめます。見た目が重要な要素となる『バニーガーデン』では、グラフィックのクオリティが体験を大きく左右すると言えるでしょう。
高画質配信への対応
また、人気タイトルとあって今後は配信需要の高まりが予想されます。視聴者の没入感を高めるためにも、配信画面の美しさは欠かせません。ゲーミングPCなら、ゲーム映像と配信ツールを同時に活用しても高負荷に耐えうるでしょう。
MOD導入時の安定動作
さらに、ファイルの改変を伴うMOD導入には、それ相応のマシンスペックが求められます。ゲーム本編の要求性能に加え、MODによる負荷増加を考慮する必要があるためです。
ゲーミングPCであれば、多数のMODを適用した状態でも安定したパフォーマンスが期待できます。
ゲーミングPCの選び方
『バニーガーデン』用のゲーミングPCを選ぶ際は、次の点に注目しましょう。
- 予算（価格帯）
- 目的の性能（フレームレート・解像度）
- タイプ（デスクトップorノート）
- 同時にプレイするゲームの推奨スペック
価格帯の目安は、エントリークラスが10～15万円、ミドルクラスが15～20万円、ハイエンドクラスが20～25万円以上といったところ。『バニーガーデン』なら、ミドルクラス以上がおすすめです。
フルHD/WQHD解像度の60fps安定なら「RTX 4060Ti」、4Kなら「RTX 4070Super」以上のGPUを積んだモデルを選びましょう。
ゲーミングPCはデスクトップとノートから選べますが、拡張性や性能重視ならデスクトップ、持ち運びや省スペース性を優先するならノートがおすすめです。
また、『バニーガーデン』以外のゲームもプレイ予定なら、同時購入するタイトルの推奨スペックもチェックしておきましょう。
よくある質問
バニーガーデンのPC版とNintendo Switch版の違いは？
PC版の方が高解像度・高画質での描写が可能。また、今後はMODの対応も見込まれる。
Nintendo Switch版のバニーガーデンではMODは使えない？
使用不可。Nintendo Switchはカートリッジベースでデータをいじれないため、MODによる改造はできない。
MODとは何か？
ゲーム内のデータを書き換えて機能を拡張したり、見た目を変更したりする改造ツール・データのこと。ファイル編集が可能なPC版の専売特許。
一般的なPCでもバニーガーデンはプレイ可能？
ゲーミングPCでないとプレイ不可能。ゲーム用グラフィックボードを搭載したPCでないと、起動してもまともに動作しない。
まとめ
『バニーガーデン』快適プレイにはゲーミングPCがおすすめ！
【バニーガーデン向けのゲーミングPC】目安スペック
- 【予算重視】NEXTGEAR JG-A5G60
- 【最高設定】NEXTGEAR JG-A7G6T
- 【4K画質】 NEXTGEAR JG-A7G7A
『バニーガーデン』は意外とスペックを要求されるタイトルなので、できればゲーミングPCでのプレイが望ましいです。要求スペックギリギリでは、グラフィックのクオリティを落とさざるを得ず、キャラクターの魅力を最大限引き出せません。
快適にプレイしたい方は、予算や用途に合わせて、この記事で紹介したゲーミングPCを選んでみてください！